日本国内では、三種類の鶏肉が流通しています。育て方も違うのでその風味や味わいには、はっきりと差がでています。
こちらでは、鶏肉の品種の比較についてご紹介いたします。 |
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ブロイラーについて |
ブロイラーとは生後6週間~8週間という短期間で出荷できるように品種改良された肉用若鶏の総称をいいます。
そのほとんどが、一代雑種であり白色コニーシュのオスと、白色プリマスロックのメスとの掛け合わせが多くを占めています。
国内市場で出回っている鶏肉の90%がこのブロイラーで、日本人が一番口にしている鶏肉といえます。
また、大量生産を目的としているブロイラーは、飼育環境が悪く、ギュウギュウ詰めで飼育されているので
肉自体は柔らかいのですが、味や風味が劣る傾向があるようです。 |
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銘柄鶏について |
銘柄鶏は日本国内で育てられた鶏で、日本鶏の血が50パーセント以下の鶏をいいます。
また地鶏に比べて増体が優れている肉用種で、市場での出回り方や育てる方法などが異なり工夫を加えている鶏です。
銘柄鶏の定義は色々とありますが、質の良いブロイラーといえばイメージしやすいのではないでしょうか。 |
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地鶏について |
別ページでもご紹介しましたが、様々な条件を達成したのが地鶏です。
上記2種類の鶏とは飼育環境が異なり、その環境により肉質も大きく変化します。
上記2種類の品種に比べて飼育期間が長く、肉に歯応えがあるだけでなく、肉に含まれる栄養素も豊富です。
品質が良く、さらに美味しい鶏肉が地鶏ということです。 |