日本三大地鶏の一つとして有名な名古屋コーチンは肉用若鶏のブロイラーと違い程よい歯ごたえと弾力のある味わいが特徴となっています。
通販などで気軽に地鶏を楽しむことができるようになったのは名古屋コーチンの歴史も関係しています。
名古屋コーチンの歴史についてご紹介します。

■ 名古屋コーチンの奥深い歴史

※明治時代の養鶏について
現在の日本では肉や卵を目的に養鶏が行われていますが
明治以前の日本では肉や卵を目的に養鶏を行うことは ほとんどなかった。
ところが、現在の愛知県西部にあたる尾張藩では肉や卵の販売を目的に鶏を飼っていた人が多く、武士の内職とされていたのです。
また明治維新の後には士族の転業をサポートするために養鶏部門が設けられ、養鶏を始める藩士が増えたこともあって当時は名古屋の養鶏が有名だったのです。

※名古屋コーチンの広まり
名古屋コーチンはバフコーチンと呼ばれる品種の鶏と尾張地方の地鶏を交配させて誕生した鶏です。
鶏肉は優れた美味しさと産卵能力に優れている。温厚で強健であるなど様々な長所を持っています。

この長所に注目した尾張藩出身者が名古屋だけでなく、様々な地域に広めようと、大阪や京都を中心に養鶏場を開きます。
名古屋コーチンは元々海部鶏や薄毛といった名前で呼ばれており、名古屋から持ち込まれた鶏ということで名古屋コーチンと呼ばれるようになったのです。

※肉用鶏と卵用鶏への品種改良
名古屋コーチンは卵肉兼用種として人気がありましたが、種鶏が自由に輸入できるようになると、肉用鶏と卵用鶏の外国鶏が盛んとなり、一時は絶滅の危機もありました。

それでも、昔ながらの味を求める方が増えたこともあって、名古屋コーチンの人気が再度高まり、本格的な品種改良が行われます。
品種改良によって肉用鶏と卵用鶏の供給が可能となり、気軽に名古屋コーチンを楽しむことができるようになったのです。

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