名古屋コーチンは、秋田の比内地鶏や鹿児島の薩摩地鶏と並ぶ三大地鶏の一つとして有名です。名古屋コーチンのとさかは赤く、眼は赤栗色、羽の色は淡い黄褐色で尾羽は緑色の光沢がある黒色をしています。また、脚は灰色をしています。名古屋コーチンの名前で親しまれていますが、正式な名前は「名古屋種」であり、肉がおいしいだけでなく、卵もおいしいと評判です。
出荷までの日数は120~150日であり、ブロイラーと比べると3倍近い日数をかけ、丁寧に育てられています。雄と雌を比べると雄の方が雌のよりも早く出荷される傾向にあり、体重は雄:2.7~3.0kg、雌:2.0~2.4kgほどとなります。
地鶏とよばれるものは、「在来種由来の血統が50%以上であることと定められておりますが、秋田の比内地鶏や鹿児島の薩摩地鶏は純血種ではなく交配種です。(比内鶏、薩摩鶏が純血種ですが、天然記念物のため食すことは不可能)しかし、名古屋コーチンだけは唯一の100%純血種です。純血種であるため、大きくすることも育てることも難しいのですが、手間がかかっても美味しいものを育てるという強い思いで、大切に飼育され続けています。そのように名古屋コーチンは時間とコストがかかるため、他の鶏よりもお値段が高くなりますが、その分美味しさはピカ一で、最高級の味を求める人々の舌を満足させる高級食材の一つです。そんな最高級の本物の鶏肉を味わうなら安心安全な名古屋コーチンのもも肉や胸肉を販売する丹波ささやま地鶏をご利用ください。 |