鶏肉の鮮度を見分ける「朝引き」とは？
鶏肉は牛肉や豚肉に比べて水分を多く含んでいるため、傷みやすくなっています。そのため、鶏肉を購入する時には鮮度をしっかりチェックしなければなりません。
その時にチェックしたいのが「朝引き」かどうかです。
朝引きとは早朝に処理して、その日のうちに販売することを指します。
深夜に生産農場から出荷された鶏は、早朝に処理場に到着し、1羽ずつ検査がなされます。そして、部位ごとに分けられ鶏肉となって、午前中のうちに卸売店や小売店に向けて出荷されます。
鶏肉を受け取った卸売店や小売店は、すぐに「からあげ用」や「水炊き用」などに鶏肉の加工を行い、午後には店頭で販売を開始します。
その結果、その日に処理した新鮮な鶏肉をお客様の食卓にお届けできるのです。
鮮度が高く、おいしい鶏肉を買う時には朝引きという表記のある商品を探してみてください。
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鶏の部位別の特徴とは？
ここでは、鶏の部位別の特徴をご紹介します。
もも肉
もも肉は脂がのっており、筋膜によって水分も抜けにくいため、柔らかでジューシーな味わいを楽しめます。
むね肉
淡白であっさりとした味わいと豊富な栄養を含んだむね肉は、欧米においてはもも肉よりも高い人気を誇っています。
ささみ
むね肉よりも内側にあり、脂がなくあっさりしています。鮮度の高いささみならお造りでもおいしく召し上がれます。
手羽元
唐揚げに大人気の手羽元は羽のつけ根部分のことです。活発に動かす部位であるため、脂身が少なくあっさりしているのが特徴です。
手羽先・手羽中
羽の先の部分を手羽先、それより内側の肉がついた部分を手羽中と呼びます。脂肪分が多く、しっかりとした味わいです。
きも
鶏の肝臓部分で、ビタミンA・ビタミン12・鉄分が多く含まれています。牛や豚に比べてクセがなく、新鮮なものを軽く炙って食べるのがおすすめです。
砂ズリ
鶏の胃袋にあたる部分で、胃の中に含んだ砂で食べ物をすり潰して消化していることから砂ズリと呼ばれています。コリコリとした食感が特徴です。
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